腸内環境が悪いとニキビが出来やすい
現代社会ではニキビが出来て困っている人がかなり増加している様です。
まずは生活の乱れと言うか、
規則正しい生活をしていない事から来る肌荒れが原因だったり、
油脂分の多い物を好んで食べる人で
腸内環境が正常ではない場合はニキビが発生しやすくなるのです。
ニキビの原因とは？
ニキビになる原因は、
基本的には毛穴から分泌されている皮脂が、
何らかの原因により毛穴が詰まって毛穴の中に閉じ込められて、
その中で皮脂を食べる顔の常在菌であるアクネ菌が過剰に繁殖して、
それでニキビと言う炎症を起こしてしまうのです。
アクネ菌を無くせばよいというわけでは無い
時々、ニキビに効果がある化粧品のＣＭや広告などでは、
顔の常在菌の一つであるアクネ菌こそがニキビ発生の原因で、
顔から撲滅させないとニキビが出続ける！
と豪語して商品を勧めて来ますが、
アクネ菌を全て殺菌してしまった肌は
また別の要因が原因でニキビが出やすくなると言う、
負の連鎖がまた加速して行くのです。
皮脂を食べるアクネ菌が居なくなったりしたら、
むしろ顔の表面にはニキビのオンパレードが出来て仕方がない？
状況に陥ると思うのです。
また、皮脂を食べる常在菌はアクネ菌だけじゃないので、
その彼等が頑張って肌の上を席巻して行くのでしょう。
すると、
アクネ菌が天下を取ってニキビを発生させていたのと同じように、
別の菌がその役割を担ってニキビを増やしていく事は明白だと思います。
ニキビの原因が常在菌だけとは限らない
では、結構根強くニキビを発生させる顔の常在菌ですが、
何も常在菌だけでニキビの発生が成しているとは限りません。
毛穴の周囲に厚く角質が積もって
毛穴が柔軟に収縮しなくなって来ると、
毛穴から分泌される皮脂などが
毛穴の中に溜まった状態になる事でもニキビは発生しやすくなります。
この毛穴に皮脂が詰まり過ぎた状態を放置していると、
肌の表面に皮脂をたくさん蓄えた白い大きなニキビが発生するのですが、
しばらく放置したままにしていると赤く炎症を起こして来るので要注意です。
赤いニキビは潰してはダメ！
赤いニキビを潰して早く治そうとする人も多いのですが、
ニキビは基本的に潰して治そうとすると
肌に痕が残る事が多いのでお勧めできません。
しかも、赤いニキビを潰してしまった場合は、
傷が回復してくる時にニキビのあった部分が
クレーターの様に凹んで治る事が多いので、
スベスベの平らな肌を維持する事が難しくなっていくのです。
もし今、ニキビが出来て悩んでいると言う人は、
出来ればニキビ用の化粧品ではなく
ニキビの治療薬や皮膚科に行く事を選択して欲しいですね。
ニキビはれっきとした肌の病気の一つになっているので、
専門的な見地から治療をしてくれる事でしょう。
