サプリメントの有害性とは?
今回はサプリメントの過剰摂取による有害性について触れていきたいと思います。
サプリメントの成分と価格の比率について
まずは、サプリメントの価格について。
サプリメントでも値段の安いものから高いものまで様々ですよね。
サプリメントの価格の内訳を見ると、その大部分が広告費と添加物であることがわかります。つまり、価格に見合う成分というより、広告費や、余計な添加物による値段の占める割合が意外と大きい、というわけです。
これらの添加物は製品や製造者によって大きく異なりますが、ほとんどが半分以上含まれていると考えられます。
例として、錠剤の場合、結合剤が添加されています。
また、機械のパイプ内で詰まらないように滑りやすいための添加物や、見た目を美しくするための光沢剤なども添加されています。材料、着色料、甘味料なども含まれている製品もあるのです。
サプリメントの過剰摂取のリスク
それでは、ビタミンC、鉄、ナイアシン(ビタミンB群の一種)、オメガ3脂肪酸、カルシウム、プロテインなどのサプリメントの過剰摂取によるリスクについて、順に解説していきます。
ビタミンCの過剰摂取による影響
ビタミンCは、免疫機能のサポートやコラーゲンの生成、鉄の吸収の促進など、体にとって重要な役割を果たしています。しかし、ビデオではビタミンCの過剰摂取によるリスクについても触れています。
ビタミンCを過剰に摂取すると、鉄の吸収を過剰に促進する可能性があります。これは、特に肝臓の機能がすでに低下している人にとっては問題なのです。なので鉄も過剰に摂取すると、肝臓の状態がさらに悪化する可能性があるのです。
さらに、ビタミンCとインスリンの関係についても問題となっています。
ビタミンCを摂取すると、インスリンの効果が強くなる可能性があるのです。 これにより、低血糖のリスクが増し、意識を奪われたり、突然倒れたりしますたりする可能性があります。
したがって、ビタミンCを摂取する際は、適切な量を摂取し、あなたの健康状態や他の薬との相互作用について慎重にすることが重要です。金属との反応による酸化ストレスのリスクを考慮することも重要です。
ナイアシンの過剰摂取による影響
ナイアシンを過剰に摂取すると、肌が赤くなる「ナイアシンフラッシュ」や、肝臓機能障害、血糖値の上昇、めまい、手足のしびれ、胸痛、腹痛、吐き気、下痢、便秘、じんましんなどの症状が出る可能性があります。
カルシウムの過剰摂取による影響
カルシウムを過剰に摂取すると、腎臓にカルシウムが不足し、尿路結石のリスクが増加する可能性があります。また、血管が収縮し、血圧が上昇する可能性もあります。
EPA・DHAの過剰摂取による影響
オメガ3脂肪酸は、心臓病のリスクを軽減されていますが、過剰に摂取すると出血リスクが増加する可能性があります。
これは、オメガ3脂肪酸が血液に継続的に作用するためです。胃や腸での出血、偶然の転倒や衝突による出血、脳出血などのリスクが高まる可能性があります。出血がすぐに止まらない場合、出血量が増えるという問題もあります。
また、オメガ3脂肪酸が含まれるサプリメントがカプセルに入っている場合、カプセル周辺は酸化しやすいとされています。酸化したオイルを摂取すると、体に悪影響を及ぼす可能性があります。
したがって、EPAやDHAを含むサプリメントを摂取する際は、適切な量を摂取し、酸化を防ぐために保存方法に注意することが重要です。医師や栄養士と相談することをお勧めします。
プロテインの過剰摂取による影響
プロテインを過剰に摂取すると、肝臓に悪影響を及ぼす可能性があります。また、人工甘味料が含まれているプロテイン製品を大量に摂取すると、さらに肝臓へのダメージが増える可能性があります。
まとめ:サプリメントの有害性と正しい摂取方法
サプリメントは健康維持や向上に役立つツールとして広く利用されていますが、その摂取方法や量には注意が必要です。正しく使用すれば健康のサポートになりますが、過剰や必要な摂取は逆に健康を損なう可能性があります。
したがって、サプリメントを摂取する際は、必要な量を正しく、適切な摂取方法を選ぶことが重要です。また、あなたの健康状態や他の薬との相互作用についても考慮する必要があります。ビタミンやミネラルをバランス良く摂取するためには、味噌汁、ごはん、肉や魚、海藻などの食事を摂ることが最も良いとされています。
サプリメントは適切に使用すれば健康のサポートになりますが、過剰摂取や必要な摂取は健康に悪影響を及ぼす可能性があります。サプリメントを摂取する際は、その形態と吸収性を優先することがございますまた、サプリメントを摂取する前に医師や栄養士と相談することをお勧めします。