AIが人間を超えるのはいつ?
「シンギュラリティ」という言葉を聞いて久しいですが、最近のAIの進化には目を見張るものがあります。
少し前までAIなんてまだまだ使い物にならない、という認識だった方は多くいらっしゃったと思いますが、最近はついに、まともな対話どころか、使い方によっては人間にとって有能な相棒になるほどの人工知能へと進化しました。
その最たるものが「ChatGPT」です。
メディアにも取り上げられ最近話題ですよね。
使い方次第では対話や文章の作成以外にもイラストや脚本、漫画の作成など、その可能性は今までの我々の想像の域を超えてくることでしょう。
さて、進化の目覚ましいAIですが、人間の脳を超えることは本当にできるのでしょうか?
その疑問を今の段階の「ChatGPT」に聞いてみると、意外な答えが返ってきました。
AIはいつ人間を超えますか?
この問いに対する回答が以下になります。
人工知能(AI)が人間を超えるタイミングは明確な時間を示すことはできません。
AI技術は非常に進歩しており、さまざまなタスクにおいて人間に劣らない性能を発揮することがありますが、一般的には完全に人間を超えることは難しいと考えられています。
人工知能は、特定の分野やタスクにおいて人間の性能を超えることができますが、総合的に人間に負けることが多いとされています。
例えば、画像認識や音声認識などの分野では人工知能が人間の性能を超えることがありますが、社会的な相互理解や感情の表現などのタスクではまだ人工知能が完全に人間に劣らないことは難しいと考えられています。
人工知能技術はますます進歩していますが、完全に人間を超えることは難しいと考えられています。
その上、人間を超えること自体が適切な目標であるかどうかについては議論があるところです。
代わりに、人工知能と人間が協力して仕事を行い、互いに補完することが望ましいと考えられています。
ここまでです。
人間を超えることは現段階では難しい、というのが答えでした。
AIを良く知る方にとっては当たり前の回答だったかもしれませんが、私は意外でした。
てっきりシンギュラリティと言われる2045年、あるいは早ければ2025年ころに...という回答を期待していたからです。
ですが、年が経つにつれて、その答えも変わってくる可能性は大いにありそうな気がします。あくまで現段階での話ですから。
最後に、もう一つ質問をしてみました。
AIは人間の仕事を奪いますか?
これに対する回答がこちらです。
人工知能(AI)は、特定のタスクや仕事においては人間の代わりになることがあります。
たとえば、重复的な作業や繰り返しのタスクなどでは人工知能を用いることで効率化が図られます。
しかし、一方で、人工知能によって生まれる新しい仕事もあります。
例えば、人工知能システムを開発するエンジニアや、人工知能システムの管理者などが挙げられます。
人工知能は仕事を奪うこともありますが、同時に新しい仕事を生み出すこともあります。
しかし、人工知能の普及によって失われる仕事が増えると同時に、新しい仕事が生まれることもあります。
このため、単純に人工知能が仕事を奪うということは正確ではないと考えられています。
その上、人工知能によって失われる仕事が増えることに対応するためには、労働者のスキルアップや教育などが必要です。
人工知能技術はますます進歩していくものと考えられていますので、これからは労働者が人工知能に適応することが求められることがあると考えられています。
とのことです。
まとめ
AIが人間を超える、AIが人間の仕事を奪う、など一般的にAIの進化が人類の危機かのようなネガティブなイメージで囁かれることが多いですが、今回の回答をまとめますと、
「人間とAIは今後互いに共存、利用しあう仲になるべき」ということでした。
AIの進化、そしてそれを人間がどう活かしていくのか。今後が楽しみです。