普段はダラダラしていても、
いざ!やる時は結構集中して仕事や勉強をしてしまう時もあるでしょう。
集中していると時間の経過を忘れてじっくり打ち込むことが出来るので、
想像していたよりも仕事が早く終わってしまったり、
勉強もはかどって次のテストは
良い点が取れそうな感じになるかも知れませんね。
そうやって集中して毎日色々やっていると、
時々頭がクラクラして集中力が削がれる時があると思います。
多くの人は、
これは低血糖状態に違いないと思って
糖分を摂取する事が多いのですが、
実は脳の水分量が低下する事でもこのクラクラした状態に陥りやすいのです。
脳の栄養はブドウ糖だけと決まっているので、
集中力が削がれたときに補給するのは
ブドウ糖を素早く摂取することが出来る清涼飲料水や、
原料の半分以上がブドウ糖で出来ているラムネ菓子が理想的です。
しかし糖分を摂取しても集中力が戻らない時があるので、
その時は水を飲んで欲しいのです。
脳は水分の多い器官なので、
水分量が低下すると当然活動が徐々に衰えて行きます。
年齢が進んで脳が老化して行くと
脳が委縮して小さくなってしまうのは、
脳の水分量の低下も考えられるのです。
また、神経の伝達には微量の電気信号が使われているのですが、
この電気信号が迅速に身体に伝わるためには水分が必要なので、
水分量が足りなくなって来ると
脳が明瞭な判断を下せなって来て
クラクラとした感覚を覚えるようになってくるのです。
なので、集中力を維持したまま作業を続けて行きたい人は、
ブドウ糖と水分の両方を摂れる清涼飲料水を傍らに置いて、
時々補給するのがベストな状態だと思います。
これからが正念場!と言う時や、
今夜は徹夜してでもやらなければならない時がある!
と言う場合には、
この方法で集中力を維持してやってみてくださいね。
ただ、本気で脳が低血糖状態になって来ると
目眩のような症状が出てくるので、
その時はしっかりとした食事をする必要が出てくる可能性が高いです。
こんな状態の時に無理して続けても
作業が捗ったり早く終わる事も無いと思うので、
食事をする時はして、
水分を摂る時は摂ると言うメリハリを付けて対処していくと良いでしょう。
多分、周囲でよく集中力が持続出来ない同僚や
友人が居ると思いますが、
彼等にもこの方法がある事を伝授して、
共に切磋琢磨して行きましょう。